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誰もが経験しつつ、あまりにも日常にあるために深く考えたことがない「時」。日本独自の時の概念の変遷と、時を刻む時計の歴史について、宇宙物理・天文学、人文社会学、工学の各方面から読み解く。
第1章 日本の時・時計のはじまり(佐々木勝浩)(非機械時計―日時計、水時計、火時計―|日本の時刻制度|日本の暦|機械時計―和時計製作の始まりと終焉―明治・大正期に作られた塔時計)第2章 明治・大正期に推し進められた「時」の近代化(井上毅)(明治時代の「時」|明治・大正期の天文学と「時」|「時の記念日」の誕生|大正時代における「時」の急速な近代化時の近代化にまつわる余話 ほか)第3章 時計生産大国への変遷(広田雅将)(国産化の始まり|大正時代に見る興隆の起点|高度な自動化が可能にしたクオーツウォッチの量産|腕時計の未来常に時代の一歩先を行く精神で拓いた時計産業の未来 ほか)第4章 原子時計の発展と新たな世界の幕開け(細川瑞彦)(原子時計が開く新たな可能性|原子時計の歴史|原子時計による標準時|日本における原子時計と原子時に関する研究佐分利義和―サニャック効果の検出で時刻比較の精度向上に貢献)第5章 天文学と時間学から俯瞰する「時」(藤沢健太)(天文学がもたらした時間|高精度な時計と科学|時間学|生物の時計と社会の時間)