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「もはや/いかなる権威にも倚りかかりたくはない/ながく生きて/心底学んだのはそれぐらい/じぶんの耳目/じぶんの二本足のみで立っていて/なに不都合のことやある/倚りかかるとすれば/それは/椅子の背もたれだけ」。強い意志とナイーヴな感受性によって紡ぎだされた詩集『倚りかからず』に「球を蹴る人」「草」「行方不明の時間」の詩3篇と高瀬省三氏のカット16点を添えて贈る瀟洒な一冊。
木は旅が好き鶴あのひとの棲む国鄙ぶりの唄疎開児童もお休みどころ店の名時代おくれ倚りかからず笑う能力ピカソのぎょろ目苦しみの日々 哀しみの日々マザー・テレサの瞳水の星ある一行球を蹴る人草行方不明の時間