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正岡子規は、写生や俳句をどのような表現手法として考え、確立させ、創作を続けたのか。そしてそれは、夏目漱石にどのような影響を与えたのかを詳細に考察。同時に、子規・漱石をはじめとした日本文学の翻訳状況や、世界からどのように読まれているのかの考察、近代文学と近代史をつなぐ論考から、近代日本をも再考する。
1 子規・漱石の近代(写生の変容―子規と漱石における表象の論理『竹乃里歌』にみる明治二八年の子規文学する武器―子規の俳句革新座談会 子規と漱石の拓いた近代文学―柴田勝二×村尾誠一×管長理恵×友常勉)2 世界から読む近代文学(「世界名著」の創出―中国における『吾輩は猫である』の翻訳と受容子規と漱石―俳句と憑依永井荷風「すみだ川」における空間と時間の意義特別寄稿 フランスで日本古典文学を研究すること、教えること)3 文学と歴史の近代(痛みの「称」―正岡子規の歴史主義と「写生」「草の根のファシズム」のその後社会的危機と社会帝国主義―「草の根のファシズム」と日本の一九三〇年代)