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革命を行為者たちの利害や意図からではなく、国家や階級間の関係や構造から説明する著者は、その後寄せられた評価と批判をふまえつつ、本書ではその射程を現代にまで広げ、一層の理論的展開をはかっている。イラン革命やニカラグア革命をはじめとした現代社会の政治・社会変動の諸現象を、世界政治システム全体の文脈の中に位置付け、それらを近代における諸革命との連続の中で考察する。マクロな視点に貫かれた、比較歴史社会学の研究成果を総合する読みごたえある論集。
序章 社会革命を説明する―研究の展開第1章 マクロ社会分析における比較歴史学的方法の利用第2章 革命をいかに説明するか―社会構造的アプローチの探求第3章 フランス・ロシア・中国―社会革命の構造分析第4章 農民革命の要因第5章 「不労所得国家」イランの革命とシーア派イスラム第6章 社会革命と大衆の軍事動員終章 社会革命研究の近年の動向