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二一世紀に入り、尖閣諸島や南沙諸島の領有問題などで中国の愛国的な行動が目につく。なぜ、いま中国人はナショナリズムを昂揚させるのか。共産党の愛国主義教育や中華思想による強国意識からなのか。西洋列強や日本に蚕食されてきた一九世紀半ばから、日本の侵攻、さらに戦後中国が強大化するなか中華民族にとってナショナリズムとは何であったのか。本書は、清末から現代までの一二〇年の歴史のなかで読み解く。
序章 伝統中国の世界観第1章 中国ナショナリズムの起源―一八九五~一九一一第2章 模索する中華民国―一九一二~一九二四第3章 反帝国主義の時代―一九二五~一九四五第4章 東西冷戦と社会主義の時代―一九四五~一九七一第5章 現代の世界と中国―一九七二~二〇一六終章 「大国」中国のゆくえ